正月休みのあいだに“上郡町内の三角点を歩く”シリーズを3カ所訪ねてきました、
今日は上郡町内で最も標高の高い位置にある三角点( 507m )、
岩木地区にある“船岩三等三角点”を紹介したいと思います。
岩木地区の山上集落、黒石、市原からさらに奥へ進みます、
もちろん?今回も自動車で行ったので標高という感覚では苦になりませんが、
歩いてここまで上ってくるとなると大変だっただろうな、と想像します。
Googleマップで市原と黒石を結ぶ道路から、
「この辺りからなら山道を入っていけそうやな」という地形で中りをつけていました、
四駆の車なら上がっていけるだろう山道の前に車を停めてそこからは歩いて、
GPSアプリなどを使えば三角点まではすんなりと到着出来ました。
三角点までに目にしたのが小さな祠、
数年前にblogのネタ探しでこの祠まで来たことあったので、
なんとなくこの祠と三角点の位置関係はimageのlinkは出来ていました、
正月だったので地域の方が清掃されていたと思います、
祠の周りが掃き清められていました。
あとで調べてみると、秀吉の中国攻めで上月城の合戦がおこった際に、
毛利軍がこの船岩を拠点としたらしいと書かれていました。
確かに上月城の真南に位置しこの標高があれば敵兵はそう易々とは責められない、
山を下って西へ行けばすぐに備前エリア、援護も撤退にも適した場所なのか、
たぶんこの場所を知ってるとか、脚を運んだことのある上郡の方は皆無だと思う、
自分の住んでる町にそんな歴史の1ページに登場するシーンのルーツがあること、
「何もない上郡」と安易に言うけれど、決してそんなことは無い!!
‘三角点を探す’ことで見えてくる自分の住んでる町の新たな一面、
面白くなってきたんじゃない!!!(*‘∀‘)v