こんばんわ、
2010年にその役目を終えて閉校した船坂小学校、
校庭の隅にある桜は今年もしっかりと花を咲かせていました。
閉校し、児童が通うことが無くなった校舎、遊ばれることが無くなった校庭、
人の目に触れられることが少なくなっても花は咲きます。
毎年上郡町内の桜を観てまわるなかで、
出来るだけこの場所は観ておきたいと思う場所です。
2010年から10年、
先日「走り続けた競技人生」にピリオドを打った船坂の青年、
彼がこれまでに遺した記録と大勢の人の中に刻んだ記憶は、
この小学校の桜と同じように僕の記憶のなかでその輝きを失せることなく、
いつまでも花を咲かせている。
来年もまたこの場所で桜は花を咲かせるでしょう、
役目を終えたとしても、その役目が変わったとしても、
堂々と胸を張ってこれからの人生を謳歌して満開の花を咲かせてほしい、
僕はそう願っています。