鉱石採掘用立抗群を見学した後は“峰尾池”を目指します、
参加者の皆さんが歩かれている道の端にある落ち葉、
実は峰尾池へ山の湧水を集める水路として掘られた溝です、
1枚の写真では分からないのですが数百mに渡ってこのように溝を作っていました。
大昔の方がどれだけ水を大切にされていたかというのが伝わります。
その労力はちょっとやそっとの事ではないと思います。
↑の写真、手前にU字工が入っているのが見えますか?
ここも落ち葉で覆われていますが落ち葉を取り除くと、
U字工と溝蓋があると思われるそうです、
ここで土を削って流れを変えたんですね。大変な作業です。
峰尾池の堰堤を歩いています。
今のような重機のない時代にこれだけの作業を人間の手で行った、
地域住民総出でかかった作業だったと思います。
それだけ地域で水を大切にしていたのでしょうね。
峰尾池から歩みを進めると視界の開けた西側には上郡アルプスの岩木山、鳳凰山が観えます。
松茸の盗難注意の看板がありました。
随分昔はそんなことをする輩がいたんでしょうね、
今となっては山が荒れて松茸が生えているような様はみうけられませんでした。
そうこうしているうちに轟山三角点に到着です。
この轟山の三角点は“三等”だそうです。
ここでお昼ご飯休憩、(*´ω`)
轟山からの眺望です。
眼下には苔縄、大枝新、千種川の雄大な流れ、上郡町中心部の町並み、
この写真では分かりつらいのですがの遥か遠くには瀬戸内海も見えました。
たぶん位置的に考えて相生と赤穂の間位でしょうね。
続、