こんばんわ、
先週末の日曜日、上郡アルプス新コース完成記念登山会に参加させていただきました。
町内外から参加された人数は38名(と言っておられました)、
8時半に上郡駅前に集合、バスをチャーターする予定だったそうですが、
新型ウイルスの影響から集団になるのはあまり良くないということで、
タクシーに4人づつ乗って今回の登山会の出発地点である、
岩木地区市原集落へ向かいました。
今回のコースは市原集落から旧赤松小学校、智頭急行苔縄駅を目指す約10km.、
尾根伝いを歩くのでupとdownが少ない穏やかで歩きやすい設定です。
標高423mの峰尾山三角点への登りは今回のコースでは少し急ですが、
息を切らす程の事はなく気持ちよく登れます。
峰尾山の頂上への上り、
今回のコースでは最もきつかった上りですが皆さん難なく上っておられました。
峰尾山の頂上にとうちゃく、三角点を囲んで少し休憩です。
峰尾山の三角点は四等でした。
峰尾山からさらに歩くと昭和10年代に大阪鉱山鉱区最大の金山だった旭鉱山の、
銅鉱石採掘用立抗群が5ヶ所、銅の精錬所跡があります。
皆さん、興味津々に覗かれていました、
立抗の内部です、
撮影した位置から奥へ掘り進んでいる穴と真下へ掘り下げている穴があります。
この立抗跡は覗くと奥から空気が流れてくるのが分かります、
採掘作業時の換気口なのか、もう一つ出入口が別の場所にあるのか、
探検心をくすぐられますね。
石垣のある場所が精錬所の跡地だそうです、
この周辺には精錬カスがたくさん転がっていました。
今は忘れ去られた上郡町の(当時は岩木村?の)歴史的遺構群、
それらを実際の目で見ることでそのような歴史を持っているということが上郡町の誇れる財産である事を実感しました。
続、