毎週欠かさず録画し、ノートをとりながら観ているテレビ番組があります、
NHKBS英雄たちの選択、
作家の磯田道史さん、NHKアナウンサーの杉浦さんが総合司会、
3名から4名の専門家の方をゲストに加え、
人物や出来事をテーマに議論と見解を語り合う番組です。
先日のテーマは、“原始ニッポン 縄文と弥生の転換期になにが”というものでした、
最初は「あまり興味をひかないテーマやなぁ*1」なんて思いながら観ていました。
でも番組がどんどん進んでいくうちに内容の面白さが増してくるんです。
10000年前の縄文時代から2900年前の弥生時代で、
技術と情報の移動ネットワークが東北と九州の間で出来ていたこと、
そして青森、是川遺跡でみつかった縄文土偶“合掌土偶”の件は秀逸でした、
古来より女性、未来をつくっていく子供はコミュニティの大切な宝だった、
小さな娘を抱く奥さんの姿を想像すれば思わず涙が出そうになりました。
今日で平成という時代が終わり、令和という元号で新しい時代が始まります、
しかしどんな時代であれ、
国家安泰、子孫繁栄、五穀豊穣を願う民の思いは同じなんだろうな、
そう考えさせてくれました。
*1:+_+