こんばんわ、
先日書いた「皆坂集落から黒石集落を歩く」で、
コースの途中に人家が2~3軒ある小さな集落を目にした事を書きました。
Googleマップで調べて、
だいたいここだろうなぁ、というのは目星を付けていたんですが、
実際に行ってみるのと、みないのとでは、全然感覚が違ってくるので、
先週の雨降りの日に時間が空いた時があったので、車で行ってみました。
石戸地区から黒石方面へ行く道を進みます、小さな小川を渡る橋を渡れば黒石地区へ、
渡らずに直進すれば目的地のその小さな集落へ行くことが出来ます。
( ↑この写真の橋を渡れば黒石集落へ )
この写真の場所からは普通車が1台通るのがギリギリという幅の狭い道、
車で1~2分くらい走った先で舗装された道路は終わりになっています。
ここから先は未舗装路になるので雨も降ってるし今回はここでFinish!! (*´ω`)
でもこの前に歩いた上郡アルプス縦走路のRouteと、
この場所の位置関係はだいたい頭の中で整理出来たので納得はしています、
やっぱり実際に脚を運んで感じれるものがありました。
その数日後、ご近所のワンワン友達の方とお話しする機会がありました、
その方は岩木地区の出身なのでたぶんこの集落の事もご存知だろうなぁ、
と思ってお話を聞いてみました。
この小さな集落の名前、
その方が子供の頃には何軒の家があり、
自分と同年齢の子供たちが岩木の幼稚園や小学校まで歩きで通っていた事など、
貴重な昔話を聞くことが出来ました。
「人との出会いを大切にするって大事なことだなぁ、」実感させていただきました。
今回の上郡アルプス縦走路、近畿自然歩道、皆坂集落、黒石集落、
そして今回の平松集落、
岩木地区の最深部をめぐる一連のネタ、いかがだったでしょうか、
以前にも書いたことなんですが、
上郡町というモノを人間の身体に例えると、
このような場所って血管では毛細血管だと思います。
確かに今は荒廃してどうすることも出来ないんだけれど、
絶対にしちゃいけないのは「その存在を忘れてしまうこと」だと思う。
その昔、
その場所にどんな人がいて、
どんな生活をされていて、
どんな文化や経緯があったのか、
ちゃんと伝承してその存在を歴史を認め続ける事が大切だと思います。
そうしていなかった最たる例を2つ、
そして我々に直に関係するものでは「梨ケ原地区の産廃処分場の建設問題」、
無関心がもっとも罪が重いと思います。